体勢を整えて座り、目を閉じて座る。
そして、吸う、吐く、に集中。
吸う、吐く、吸う、吐く、吸う、吐く、吸う、、、
「あ、いい香り」「今日のごはんは何かな」「朝はあれ食べたから、次は、、」
「そういえばあの返信してなかったな」「あの予定を調整して、、」
「犬の鳴き声」「ここで飼われているのかな」「そういえば家で飼っていた犬の、、」
と、呼吸に集中、のはずなのに、目を閉じると次から次へと思考が湧き出てくる。
その出てきた思考を辿って、猿が枝から枝へ渡るように次の思考へと辿っていくモンキーマインド。
「あ、いい香り」「呼吸に戻ろう」吸う、吐く、
「そういえばあの返信してなかったな」「呼吸に戻ろう」吸う、吐く、
浮かんだことを否定するわけではなく、その先を辿ることをやめて、呼吸に戻るという練習をひたすら続ける。

歩く瞑想
右、左、右、左、右、と踏み出す今の一歩一歩にただただ集中する。
「風を感じる」「冷たい」「寒い」「嫌だな」
感じることを否定しない、判断もしない。
今の感覚を感じる。
感じる、と感じている、と客観的に感覚を観察する
って心地いいんだ。
と。
「瞑想は心地いいんだよね」と言っていた友だち、まだわたしはその感じを知らず、
「ふーん、そうなんだ」と返してしまったことを思い出して、わたしも心地よさを知ったよと、あの子に伝えたいと思う。
という、これもモンキーマインド。
でもこれ以来、瞑想時に眠気がくることがなくなった、不思議。
座る瞑想よりも、歩く瞑想のほうが、動いていることに集中していて、初心者の私には集中しやすかったのかな。